FAQ - エスケーパーについて
「エスケーパー」とは負け碁を決着させずに逃げるプレイヤーのことです。
また、ここでの「エスケープ」とは対局中にも関わらず相手より先に対局ウィンドウを閉じることを指します。
1.対局の最中に相手がログアウトしてしまいました。どうしたらいいですか?
最もよい方法は、相手にメッセージを残し、対局再開を促すことです。
ときに人は、対局内容にイライラして投げ出してしまうこともあります。しかし、冷静で丁寧なメッセージを受け取れば頭を冷やしてくれるかもしれません。また、対戦相手がログアウトしたのは回線やパソコンの技術的問題のせいかもしれません。
まずはメッセージ機能を使って連絡を試みてください。
2.相手が対局卓から出ていってしまいチャットで話しかけても再開する気配がないときはどうでしょうか?
相手が一向に再開してくれないときはどうすればいいですか?
どうやらその相手は正真正銘のエスケーパーのようです。
まずはじめに、彼らに対してストレスを溜めないでください。それはあなたにとってなんの利益も生みませんから。
同様に、部屋チャットで不満を叫ぶことも、相手を必要以上に罵ることもお勧めしません。
エスケーパーへの対処はサーバが自動的に行い、未終局の対局をエスケーパーの"棄権負け"として処理します。
つまり、被害者は対局ウィンドウを閉じ、サーバが処理するのを待てばいいだけです。
3.サーバはどうやってエスケーパーを識別するんですか?
終局する前にプレイヤーが対局ウィンドウを閉じた場合、最初に閉じたプレイヤーがどちらなのか記録に残ります。
この記録はカウントされ、一定数以上たまるとそのプレイヤーはサーバにエスケーパーとして登録されます。
エスケーパーの識別には以下の3つの段階があります。
- 対局の最中に対局ウィンドウが閉じられたとき、サーバはそれをエスケープとしてカウントします。
しかし、たいていの人は意図的に逃げているわけではないでしょう。
ご安心ください。対局中に対局ウィンドウを閉じてしまっても、すぐに戻れば続行できますし、万一相手も閉じてしまった場合でも「中断対局を再開」ボタンから再開することができます。
そして、双方のプレイヤーが着席した状態で対局が再開されると、このカウントは取り消されます。また、再開されないまま6ヶ月が経過した場合も、このカウントは取り消されます。
- 上記のエスケープカウントがたまり、エスケーパーが次のいずれかの条件を満たすと過去のエスケープした対局から「棄権」による負けとして処理されていきます。
◆時間制限付き公式戦を100局以上行っており、10局以上エスケープしている
◆時間制限付き公式戦を100局以上行っておらず、その10%以上の対局をエスケープしている
- さらに棄権負けが10局を超えると「常習エスケーパー」に指定されます。この場合、エスケープしたすべての対局が即座に棄権負けとして処理されます。さらに対局中に対局ウィンドウを閉じるとその瞬間に棄権負けになります。これは回線やパソコンの不具合で接続が切れてしまった場合も問答無用でエスケープとみなします。
サーバが行うエスケーパーへの対処は公式戦においてのみです。(持ち時間制限なしのものは除きます)
公式戦以外でのエスケープ行為に遭遇したら、それは無作法な投了宣言として受け取っておいてください。
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